鼻うがいの正しいやり方と効果 大切なポイントはこれ!!
皆さんは鼻うがいしてますか?
鼻うがいは口うがいと同様、いろんな病気や、 ばい菌からあなたを守ってくれます。
春や秋は花粉症にかかる人も多くなる季節。 鼻うがいはその対策法としてとても有効な方法です。
今回はどうやったら痛くなく、楽に鼻うがいができるのか また、鼻うがいの効果、注意点についてお話していきます。
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目次
なぜ鼻うがいをするのか? その効果は?
鼻うがいには、鼻の中の粘膜に付着する花粉・ホコリ・ばい菌などを洗い流してくれる効果があります。
なので蓄膿症や花粉症、風邪、インフルエンザ、アレルギー性鼻炎などの予防をすることができるんです。
春と秋、花粉が舞う季節、部屋の乾燥でハウスダストが多くなる時期、鼻炎持ち、アレルギー持ちの方はかなり辛いはずです。
そんなとき鼻うがいをすることであなたの症状を少しでも軽くしてくれる、鼻のトラブルに一番有効な方法です。
鼻うがいの正しいやり方
では、さっそく鼻うがいをやってみましょう。
専用の器具を使うやり方もあるのですが、なくても日常にある物で鼻うがいはできますので、この方法を紹介します。
どんな事をするの?
生理食塩水と言われる人間の体液と同じ塩分濃度の食塩水を鼻に注入して、ほこり、ウィルス、膿などの汚れを取り除くやり方なんです。
鼻にだけ水を入れる方法なので、初めての人でも簡単で痛くありませんし、効果がある方法です。
用意するもの
まずは、下記の3つを準備しましょう。
- 生理食塩水(1リットル)
- 洗面器
- タオル2枚位
生理食塩水1リットルの作り方
生理食塩水の塩分濃度は0.9%です。この塩分濃度は、安全に正しい鼻うがいをする上で重要です。正しい分量で生理食塩水を作って下さい。
生理食塩水1リットルの作り方は、次の通りです。
1リットルのひと肌ぬるま湯に食塩を9g入れて溶かすと、丁度0.9%となりますのでこれが生理食塩水1リットルです。簡単ですね。
計量カップやスケールを使用して測って作る事でより正確で身体に安全な食塩水ができます。必ず塩は完全になくなるまで溶かして下さい。
ひと肌のぬるま湯の作り方は、一旦水道水を沸かしたものを、ぬるま湯になるまで冷ます方法が水道水の中に含まれる塩素などを薄める事もできるためおススメです。
時間がない人は、沸騰したお湯を水道水でひと肌温度にする方法でも問題ありません。
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鼻うがいのやり方
では、鼻うがいのやり方です。
まず、水がこぼれることを想定してあらかじめ、洗面器の周りと首周りにタオルを敷いておくのがおススメです。
- 生理食塩水を作ります。作り方は上記のとおり、ひと肌のぬるま湯リットルに食塩を9g入れて溶かします
- 洗面器に生理食塩水を入れます
- 顔を近づけ、片方の鼻の穴を押さえて、もう片方で食塩水を吸い込みす *このとき、飲み込まないように少し息を止めてください。
- 吸い込んだ食塩水を鼻から出します
- 2~3回繰り返します
- もう片方の鼻も同じ要領で行ってください。
鼻うがいの注意点
鼻うがいは鼻のトラブルに効果的な方法ですが、注意点を知る事でより安全に鼻うがいができます。
1.真水は使わない事
鼻うがいをする場合、かならず、生理食塩水を使い、真水は使わないでください。体液の塩分濃度と違う事で鼻の粘膜を傷つけてしまうことがあります。
2.やりすぎに注意
なんでもやりすぎはよくありませんね。1日1-3回までにしましょう。
やりすぎは鼻の粘膜に負担をかける事になるので避けましょう。
3.前かがみでやりましょう
鼻うがいを行う場合、必ず前かがみで行ってください。
これは、鼻腔という鼻にある空洞のなかに水分を残さないためです。
鼻腔に水分が残った状態で鼻をかむと洗浄された汚水が鼓膜の方法へ流れ込み中耳炎を起こすことがあります。
他にも、鼻はのど、耳にもつながっていますので、鼻の粘膜を傷つけると、鼻のいろいろなトラブルへの原因となります。
4.器具は清潔に
鼻うがいをする洗面器は熱湯消毒をするなどして清潔な物を使いましょう。
トラブルを避けるために、注意点を良く読んで、正しい鼻うがいのやり方を行えば大丈夫です。
最後に
鼻うがいは、鼻のトラブルが多い人にとってとても有効な対策法です。
しかしちゃんとした知識がないまま行うと、中耳炎や、症状の悪化につながります。ご自身の体質や体調に注意したうえで、正しい方法で行うことをお勧めします。
湿気が多くなる季節は、菌が一番元気な時期です。乾燥が多い季節は、花粉、ハウスダストに泣かされる時期です。なので、鼻うがいは年中やっても鼻のトラブルの効果的な対策法ですね。
鼻うがいをする場合、まず、注意点をしっかり確認し、正しいやり方で行いましょう。
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