クリスマスになぜチキンを食べるのか?アメリカはどうなのか?
公開日:
:
アメリカ, 生活 アメリカ, クリスマスになぜチキンを食べるのか
12月と言えばクリスマスですね。クリスマスの食事と言えば、もちろんチキンはメニューの一つですよね。12月に入ると毎年KFC(ケンタッキーフライドチキン)のクリスマスのコマーシャルも流れ始めます。皆さん、クリスマスになぜチキンを食べるかをご存知でしょうか?今回はクリスマスにチキンを食べるようになった面白いエピソードなどをお話ししていきます。
スポンサードリンク
目次
なぜ日本人はクリスマスにチキンを食べるようになったのか?
元々の日本でのクリスマスの由来は、1549年フランシスコ・ザビエルが日本に訪れた際、最初のクリスマスが祝われたと言われています。それから明治時代欧米文化が流入し始めクリスマスのイベントがなされていたそうです。
1970年代クリスマス、KFC青山店に外国人から「サンタの格好をしてフライドチキンをデリバリーしてくれ」というオーダーがあり、それが発端となってKFCの「クリスマスにはチキン」という宣伝が始まりました。
KFCの宣伝効果により「クリスマスにはチキン」という風潮は一気に広まり、現在では日本人の多くがクリスマスにはKFCやローストチキンなどを食べるようになりました。
なんと、外国人の無茶なオーダーがきっかけとなって、日本でクリスマスにチキンを食べる経緯となったんです。面白いですね。
アメリカ人はクリスマスにKFCを食べるのか?
アメリカでもクリスマスにKFCなどのチキンを食べるのかと思いますよね?
しかし、アメリカではクリスマスにチキンを食べる風習はないようです。アメリカ人にとってKFCはたくさんあるファストフードのなかの1つでしかないので、クリスマスだからといってKFCを特別に買ったりはしないのです。
実は、アメリカではKFC以外にもフライドチキンを提供しているファストフード店がたくさんあるのです。クリスマスだからといって特別宣伝を強めたりするということもないようです。
ちなみに私がアメリカ人の知り合いに「クリスマスにKFCを食べたいか?」聞いてみたところ、「なんでKFC?」って聞かれちゃいました。
日本ではなぜKFCやローストチキンが主流で焼き鳥じゃないのか?
実は、主流とまではいきませんが「焼き鳥」は1部では食べられているようです。
テレビでの宣伝はほとんどあってないようですがクリスマスキャンペーンやクリスマスセットとしていくつかの焼き鳥店でのホームページでは宣伝されていました。
スポンサードリンク
焼き鳥店は個人経営が多いし、支店のある有名店でも規模が小さいので宣伝力があまり強くないのでしょう。
しかも焼き鳥といえば居酒屋のようなイメージもあるので、小さいお子さんのいる家庭ではあまり行くような場所でもありません。
私は高校時代焼き鳥店でバイトしていた経験がありますが、特別メニューを作るというわけでもなく、特にお客さんが多かったということもなかったように思います。
でも新しい定番メニューの一つとしてもっと多くの人に知られれば日本の文化として成り立つ可能性もあります。
皆さん、クリスマスに焼き鳥いかがですか?
アメリカではクリスマスに何食べるの?
アメリカでは、チキンではなく、ターキー(七面鳥)やローストビーフやハムなどが食べられます。
なぜチキンじゃなく、ターキーなのか不思議ですよね?
私がアメリカにきた時、まわりがターキーにこだわっているのが不思議でたまりませんでした。ターキーもチキンも結局は同じ鳥類なのだから一緒じゃないかと思ってましたが、アメリカ人にとってそこはまったくの別物みたいです。
そこで「なぜターキーなのか」を調べたところ、簡単に言うと、ターキーはアメリカでは縁起物扱いされているということです。ターキーは、クリスマスに限らずお祝いの席で出されるメニューの一つのようです。
副菜はこれといって決まったものはなく、各家庭の好みで決まります。日本のように主食がこれと決まってないので、主食に合わせて副菜を考えます。ターキーの場合は一緒にグレイビーソースのかかったマッシュドポテトなどを食べます。
私の個人的な意見でありますが、普段ファストフードをよく食べてる人達だからこそこういった祝日や記念日は手作りが多いように思います。
日本人の私たちは逆にちょっと高いレストランに行ったり、お寿司を取ったりしますが、一般的にアメリカ人は逆のようです。
最後に
クリスマスは年末で何かと忙しくなる時期です。
家族で過ごす時間がどんなに貴重なものか改めて感じさせられます。そんな大事な時間は楽しく過ごしたいものです。おいしいものがあれば楽しさも2倍です。
手作りの料理でもいい、KFCや焼き鳥でもいい、クリスマスは家族そろっておいしいものを食べましょう!
スポンサードリンク
関連記事
-
-
AIIBに日本が不参加の理由 中学生でもわかる!!
通称、「AIIB」。アジアインフラ投資銀行。 中国主導などと、最近よくニュースで聞きますが、こ
-
-
山芋と長芋の違い 味は?栄養は?値段は?
「山芋」と言えば居酒屋でよく目にする山芋鉄板、「長芋」と言えばそのまま短冊切りにして醤油を垂らして食
-
-
靴の防水スプレー おすすめはこれ!!
また、雨・・・ どんな季節でも雨は降りますね。 もしデートの日、タイミング悪く雨だったら
-
-
パンとブレッドの違いは? トーストとは?
食パンを始め、フランスパン、クロワッサンやスコーンなど、最近では色々な「パン」が売られています。
-
-
鼻うがいの正しいやり方と効果 大切なポイントはこれ!!
皆さんは鼻うがいしてますか? 鼻うがいは口うがいと同様、いろんな病気や、 ばい菌からあなたを守
-
-
豆まき・恵方巻き 節分の風習
2月3日は節分ですよね。 節分といえば、豆をまいたり、恵方巻きを食べたりと色々な習わしがありま
-
-
Uberの使い方は? 料金は?
皆さん、Uberって知っていますか? シリコンバレー生まれのハイヤーの配車サービスの事ですが、
-
-
第一印象を良くするコツ 簡単に出来る3つの事
第一印象って大切ですよね。 初対面の印象で、その人への対応やイメージが全く変わってきてしまいま
-
-
喪中はがきを受け取ったら? 正しく対応して好印象UP
12月が近くと、年賀状を書き始める時期になりますね。 喪中はがきも届き始めている頃ではないでし
-
-
運動会のお弁当 おかずのレシピを工夫して子供大喜び!!
運動会シーズンが近づくと、小学校からは元気に練習する声が毎日聞こえてきます。 頑張る子供たちの
- PREV
- クリスマスになぜケーキを食べるのか?
- NEXT
- 誕生日プレゼント 父親へはこれが一番!!
Comment
七面鳥を食べるのは11月の感謝祭ですのでアメリカでもクリスマスには七面鳥を食べないです。
ローストビーフとハムは合ってますが七面鳥はないです。
好きで食べる人はいるかとは思いますがあえてクリスマスに食べるとしたらローストチキンですね。
欧米はクリスマスに七面鳥を食べ、日本だけチキンを食べると言った雑学は間違って広まった知識です。
管理人さんも騙されていますよ。
名無しさん、
コメントをありがとうございます。
欧州は存じあげませんが、記事はアメリカでの事実の体験に基づいて書いていますので、騙されている事はないです。ローストビーフとハムは同感です。ローストチキンは私はなじみがなかったです。恐らく、アメリカ国内でも地域によって文化も違うしでしょうから、アメリカ国内全部でそうかというと違うのかもしれませんね。日本だけチキンを食べるという事はないのでしょうが、日本のクリスマスのチキンの消費はめちゃめちゃ多いと思いますよ。