新入社員マナー 上司に使ってはいけない言葉3選
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最終更新日:2015/05/18
仕事, 生活 上司に使ってはいけない言葉, 新入社員マナー
3月末か4月になると新たな会社生活が始まりますね。
会社は、「どんな雰囲気なのだろうか?」とか、「どんな人が上司で、どんな同僚と一緒に仕事をするのだろう?」とワクワク胸を躍らす一方で、「上手くやっていけるだろうか?」と、不安に思う事も多いと思います。
特に、直属の上司に対しては、失礼のないようにしておきたいですよね。上司とは、毎日顔を合わせますし、一緒に行動を共にする分、会話の機会も多くなりボロが出やすいです。
丁寧に応対したつもりでも、丁寧と思った一言が実は間違っていて、上司を「イラッ」とさせてしまう事が良くあるのです。
2, 3年位たっても、いや、10年たっても、いまだに正しい言葉をつかえなくて、それが理由なのかわかりませんが、昇進できなかったりする人もいるようです。
出来る事なら、会社生活が始まる前に正しい言葉を使えるようにしておくべきです。
今回は、会社で非常に良く使う言葉ですが上司に使ってはいけない言葉3選を紹介・解説します。また、「こいつ出来るやつだな」と思わせるコツなども一緒に紹介していきます。
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上司に使ってはいけない言葉3選
会社で良く使うのですが、上司に使っては行けない言葉3選は次の通りです。
1.「ご苦労様です」
2.「了解しました」
3.「ちょっといいですか?」
「えっ、この言葉のどこがいけないの?」、と思われた方、是非見て行って下さいね。
使われるケースや、ダメな理由、正しい言葉での使い方のコツなどを説明します。
1.「ご苦労さまです」
1日の仕事が終わった後や、大きな業務が完了した時などに、労をねぎらう言葉として使われますが、もともとこの言葉は、目上の人から目下の人へ「苦労をかけた」事に対するねぎらいの言葉なのです。
正しくは、「お疲れ様です」を使いましょう。
この言葉は、大変だった様子をいたわる気持ちがあるので、この言葉は、上司や同僚に対しても使える言葉です。
使い方のコツです。
「お疲れ様です」は、誰に対しても使える言葉なので、まずは、この言葉だけを使いましょう。残業などで遅くなったに上司や先輩への声かけにも「お疲れ様です」と最初に一言添えると、「こいつ、気遣い出来るやつだな」と好印象を持ってもらえます。
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2.「了解しました」
一見、「了解」に「しました」を付けて丁寧な言葉のように取れますが、「了解」という言葉の使われ方は、元々は目上の人から目下の人へ使われる言葉です。
正しくは、「承知しました」を使いましょう。
一番丁寧な言い方に「かしこまりました」という言葉があります。良く、デパートで尋ねた時や、電話サポートをかけた時は必ず、「かしこまりした」と返答されます。しかし、ここまで丁寧になると逆にこちらがかしこまってしまい、距離感を感じるので、「承知しました」がふさわしいと思います。
使い方のコツです。
メールの返答でも良く出てくる言葉なので、忘れずに「承知しました」と書きましょう。メールは、永久に残りますし、自分の意志に反して転送されて、多くの人に目にされる事が多いです。正しく使っていると皆に好印象UPできます。
3.「ちょっといいですか?」
これは、普段から良く使う言葉なので、会社でもつい口に出てしまう言葉ですね。忙しく仕事をしている上司に、いきなり話しかける前に、話しかけても良いか聞くなどのシチュエーションで使われます。
正しくは、「今、よろしいでしょうか?」を使いましょう。
使い方のコツです。
まずは、上司に今話しかけて良いかどうか都合を先に聞いて、「大丈夫」という返事が来て初めて自分のしゃべりたい事を話始める順番が大切です。
「今、よろしいでしょうか?」を全く聞かずに、いきなり上司に話しかけるのは一番ダメです。実は、これはとても大切です。 新人は、自分の事に精いっぱいで、自分の事や自分の都合しか見えていない事が多いので、いきなり話しかけがちです。必ず、相手の都合を聞いてから話しかける姿勢を作りましょう。
本当に忙しそうな場合は、「お忙しいところ恐縮ですが、今3分程お時間頂いてもよろしいでしょうか?」など、前置きと、拘束時間を明確にして都合を聞くとなお良いです。
まとめ
おさらいです。
上司には使ってはいけない言葉3選
1.会社では、いつも「お疲れ様です」を使いましょう
×:ご苦労差様です。
○:お疲れ様です。
2.メールも「承知しました」を徹底しましょう。
×:了解しました。
○:承知しました。
3.まずは、上司に都合の都合を伺ってから話す姿勢を心掛けましょう。
×:ちょっといいですか?
○:今、よろしいでしょうか?
他にも使ってはいけない言葉はありますが、これらの3つは特に毎日使う言葉ですので、まずは、この3つをおさらいすると、あなたの評価もぐっと良くなるはずです。
最初の印象はとても大切なので、必ず実践して下さいね。
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